六芒星

舞台班とかいう沼の底に住んでいます

世の中はこんなにも奇跡が溢れて

 

好きなものを好きなように好きなだけ応援することは、いつからこんなに難しくなったんでしょうか。……というか、いつからこんなに難しいことにしてしまうようになったんだろう。

 

わたしには大好きなものがあって、大好きな人たちがいて、その人たちを応援したくて、応援することが幸せで、観に行けることが嬉しくて、特別で、幸せで。

 

いつからわたしは、すべての「特別」を「当然」だと思うようになってしまったんだろう、と、ここのところよく思います。

 

結局世の中に当たり前なんて存在しなくて、全部全部尊いことだったのに、尊さになんて1ミリも気付けないまま結局幸せは手のひらからさらさらとこぼれ落ちてしまって、もう、どこに飛んで行ってしまったのかもわからない、なんて、予想をはるか超えて現実はかなりタフですね。(お決まり文句)

 

もう、すでにわたしの大好きな1人と5人組は、新しい歩みを進めていて、林くんは滝沢歌舞伎という舞台の上で、宇宙Sixは連載という場所で(めぐちゃんだけ両方を背負って)、伝えてくれていて。

 

それでもやっぱりどこかで1人と5人組が、6人組になることを望まずにはいられなくて、もし、を考えずにはいられなくて。

 

 

そんな状態で今日、4月の6chu〜を読んで、そんなわたしの鼻っ柱をへし折られたような感覚を食らわされました。

寂しくて嬉しくて誇らしくて切なくて、涙も出てこないくらい。やっぱりわたしはどうしたって、敵わないなあもう!!って、大の字で寝転がることしか出来ないみたいです。

 

あ〜〜〜!すきだなあ!

宇宙Sixも、They武道も、林くんも、亮太くんも、ぜ〜〜んぶ、すきだなあ!

 

この気持ちを忘れずに、めそめそしてもいいからポジティブに、オタクをやっていきたいなあ、と思いながら、締めます。

 

 

 

3/31から、4/1へ

 

(こちらは別のブログからこの記事のみ引っ越したものです)

 

今日から、宇宙Sixの林翔太くんは、ジャニーズJr.の林翔太くんになりました。

 

私の担当である山本亮太くんの隣でいつもあっけらかんと笑っている林くんがもういない実感が全く湧かなくて、次のコンサートに行ったら何事も無かったかのように隣にいてくれるんじゃないか、そうあればいいのに、と思っています。

 

私がその報せを目にしたのは、宇宙Six全員での初めての舞台「スクアッド」の当日券を並んだ後でした。マチネの当日券を並んで散り去って、まあそんなもんだよなあ、なんて呑気に構えながらTwitterを開くと「林くん」とただ一言それだけの呟き。webを開くと、今日更新でないはずの「宇宙に6chu〜」の更新情報。林くんのページを開く指は震えて、体温が一気に下がるのを感じました。

 

林くんらしい、誰も傷つけないような丁寧な言葉が並んだその文字列を目で追いながらも、全く頭に入ってこない内容は、それでも林くんがもう亮太くんの隣にいてはくれないことは理解できました。噂に聞いた時から、「まさかそんなわけ」とたかを括っていたその情報が、本物となって私の目の前に現れて、信じられずに涙も出ませんでした。ただ、林担の友人や有名なツイッタラーさんの心配ばかりしていました。

マチネのカーテンコールで亮太くんが泣いたというレポを見た時も、他人事のようにそっか、とぽっかり思っていました。

 

ソワレの当日券も並んで、だめで、だめだったことに少しだけほっとしながら帰路について、帰りの電車で途中下車をしてコインロッカーベイビーズの入金をしながら、やっと涙が出てきました。どこにぶつけたらいいのかも分からない悔しさや、もう宇宙Sixというまとまりに林くんがいない漠然とした寂しさの渦に飲み込まれて、郵便局から出ながらグズグズ泣きました。誰かに寂しい気持ちをぶつけたいけれど、ぶつけられるような友人は林担で、きっと私よりも何百倍も不安定な状態になっている、と思うととてもじゃないけれどぶつけられなくて、帰りの電車をまた途中下車して、姉*1に電話をして、「林くんが辞めた」と自分の口から言葉にして、言葉にしてしまうと認めたようで、また泣きました。

 

それから家に帰って、お風呂に入りながらまた少し泣いて、元担からの付き合いの美勇人担に電話をかける頃には気持ちの波は落ち着いていて、少し冷静に電話で話しました。その子は自担が“脱退した側”の目線から、私の気持ち、寂しさ、これからのこと、まとまりのない気持ちを聞いてくれて、慰めながら「こればっかりは時間が解決するものでもあるし、今無理する必要はない」と冷静な意見をくれました。

 

はてなブログで、林翔太、と検索をかけて、林担の方や他担の方のブログを読んだり、Twitterで私が個人的に好きな林担の方のツイートを見たりして、個人個人の林くんへの気持ちを見ながら、頷いたり泣いたりしました。多分私は、受け入れきれない自分の気持ちにトドメを刺してくれるものを探していたんだと思います。もう、林くんは戻ってこない、と自分で自分に言い聞かせないと、そのために沢山の想いを読まないと、見ないと、信じられない、と思ったのだと思います。だって、私の大好きな亮太くんが目隠しされてでも秒速でわかる林くんの手が、亮太くんと繋がれることはもう二度と無くて、ふたりがラーメンを半分つにしたとか、でも卵は亮太くんにくれたとか、カルピスを注文した亮太くんの隣で林くんが同じのもうひとつ、って言うこととか、あったとしてもそれを一緒に笑いあって私たちに向けて話してくれることもなくて、亮太くんが向かい合って踊る林くんを見て「翔太かわいいな」って思うことももう二度と無くて、そんな世界、何年かけても受け入れられる気さえ全くしないんです。

「翔ちゃんは、俺の目指すグループの形だから」とまで言った彼の隣から、林くんがするりと抜けてしまうことが怖くて、不安で、どうしようもなくやるせなくて、今でも涙が止まりません。でも、受け入れるしかないんです。それは分かっています。私たちファン(というかオタク)は、もう、彼らが決めたことから逃れることは出来なくて、新しくなってしまう色々なことに、どう順応していくか、しか無いんだなって、ずっとずっと分かっていたことが、のしかかってきて。

 

すごくすごく好きな人だし、大切な人だから、胸を張って送り出せる。とも、思うんです。だって林くんって素晴らしい声を持っているし、素晴らしい演技力だと思うし、可愛らしい愛されフェイスだし(笑)、もう、自信を持って、どこにでも行って欲しい。やりたいことをやって欲しい。きっとうまくいくよって、そう思ってるんです。けど、どうしても、私の中の宇宙Sixには、まだまだ林くんが必要で、どうやったって寂しくて、悲しくて、辛いです。とんでもないエゴイズムです。

 

林くんが決断して、相談して、宇宙Sixのメンバーも送り出すことを決めたのに、オタクが、しかも山本担が、こんなにうじうじ泣くのはお門違いも甚だしいと自分でも思います。でも、好きだから、その一言で今は、今だけは許して欲しい。好きなんです、宇宙Sixにいる林くんが、林くんのいる宇宙Sixが、林くんのいるThey武道が、林くんの隣で笑う亮太くんが。

 

 

「人生って生きてりゃ色々あるもんだしそれを色々乗り越えてこうよ」

 

亮太くんの3月の6chu〜の最後のこの言葉は、このための言葉だ、と思ってしまうところはオタクの過大解釈かもしれませんが、今回ばかりは許して欲しいなあとも思います。こんな時までストイックすぎるよ、と笑わせて。そんなことを言う人についていくって決めたのは私なので、大人しく向き合って戦わないといけない、とも思っています、こんなうじうじした自分と。

 

だからあと少しだけ、この気持ちを抱えて眠らせて下さい。大好きだから、私の考える宇宙Sixの「これから」に、林くんがいない未来なんて想像もしていなかったから。

 

 

 

 

 

*1:私のせいで知識のある非ヲタ